夏休みが終わる。
8月31日って
たいていの学生さんは夏休みが終わる日ですよね。
私の学生時代はというと
とにかく宿題をどうするか
という問題を抱えていなかった年はなかった
そんな夏休み最後の日でした。
明日から学校だと思うと本当に
毎年8月31日は1年で1番と言っても過言ではないほどに憂鬱な日でした。
でも私が学生だった30年以上前は
今のように選択肢が多くはないし
特にどんな理由であれ
学校に行かないという選択肢は少なくとも私にはありませんでした。
今思えば
私はちょっと変わっていて
友達との付き合いも
集団で何かをするのもどちらかというと
苦痛を感じるタイプで(極度の人見知り)
友達が多いことが人気のバロメーターみたいになっている学校という環境には
あまり馴染めない子供だったのに
なるべく周囲に合わせて生活していたのでした。
だから宿題ができていないのが嫌というよりも
また集団行動をするのが嫌だったというのも
憂鬱の大きな理由だったのです。
しかもあまり周りに馴染めないな。。ということを両親には絶対に言いませんでした。
たぶん心配させたくなかったから。
というか私に何か問題があると思われたくなかったからだったような気がします。
というのも、
うちの両親は私との距離のとり方がとても上手く
私が弱音を吐くとたとえ仮病でも全く否定せず
すぐに学校を休ませてくれるような
教育方針っていうんでしょうか。。
学生時代はそんな感じだったんです。
理由も全然聞いてこないし
怒ったりもしないので
逆に結局こっちの罪悪感がすごく大きくなってしまって、、(笑)
自分なりに心に折り合いを付けながら
なんとか通い続けることができたというわけです。
もしも両親が
どうしたの?つらいなら無理しなくていいんだよ。
いつも私たちはあなたの味方だから
なんて優しく気を使ってくれるような人だったら
私の性格上
自分の弱さを公認されることで
逆に自信をなくして
学校に行けなくなっていたかも。。
両親にももしかしたら辛くあたってしまったかもな。
なんて思うのです。
私は自分が親になったことがないから
偉そうなことは言えないのだけれど
もし子供がいたとして
行きたくないから、理由もなくサボる
なんてことがあったら
焦って問い詰めたり
学校に心配して問い合わせたりしてしまうかもしれない。
あくまでも推測だけど。
かと言って両親は私に興味がないとか
放任過ぎるというわけではなく
いいことがあると
すごく本当にものすごく褒めてくれたものです。
だからなんとなく
両親は私が自分の責任でちゃんと勉強して
好きなことを伸ばすことができたら
嬉しいんだろうなと思っていたし
全てにおいて否定しなかったことで
もし私が失敗した時にも
それは自己責任だよね。ってことを教えてくれたような気がして
今改めて
すごいなあと思っています。
自分の子供の性格をよくわかっていたんでしょうね。
もちろん人によるんですよね。
何かに躓いたとき
両親に相談して守られていると感じることで
安心して学校に行ける人もいるし
私みたいに
できれば両親に自分の弱みに気づいて欲しくなくてそっとしておいて欲しい人もいる。
ひとそれぞれ。
だけど
どちらもやっぱり自分の子供を普段からよく見ているということは同じ。
親の愛情って尊いです。
さて、新学期がはじまって
学校に行くのがつらいという人もたくさんいると思います。
近年は学校に行かなくても
それに代わるような自分に合った学びの場もある。
選択肢が増えたことは本当にいい事。
1人の大人として言わせてもらえば
若い人には自分の好きなことを早めに見つけて
自分に合った環境で伸ばして欲しいなと思います。
8月31日とは、、
形は変われど30年前も今も変わらず学生を悩ませる
憂鬱な日なのかもしれません。
だけど夏休み最後の日としての8月31日は
永遠に続くわけではない。というのは紛れもない事実✨
新たな気持ちで9月を迎えましょう💪
マイペースでね。
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