勉強はしておいて損はない。
きのう久々に実家を訪ねました。
母の誕生日なのでプレゼントを届けるためと
今年高校に進学した甥っ子へのお祝いを渡すため。
甥っ子には高校でいろんなことを吸収して未来に繋がるように頑張ってほしいなあ。
と思う叔母。
思えば
中学から高校へ
高校から大学へ
人生で2回、私は受験生を経験しました。
とにかく子供の人数が半端なく多い
昭和47年生まれ。
いつも競争競争で2回とも受験大戦争に巻き込まれざるを得ませんでした。
子供のころの私はそんなに頭が悪いわけでもなく、飛び抜けていいわけでもなく
成績はトータルでは平均的だったと思います。
が、しかし
私は極端に好きな教科しか勉強しないという厄介な子供でした。
兎にも角にも数学がダメで、、
いや、数字を見ると拒否反応が起こるほどの数学嫌いでした。
(今も計算ができず苦労することは多々あり。)
それに伴ってなのかいわゆる理系というものが全くできませんでした。
でも理科の中で唯一「生物」は好きだったので高校の時は迷わず「生物」を選択。
逆に私が好きだった教科は英語で
英語はだいたいいつもいい成績だったと思います。
そりゃ他の科目を勉強せずに英語ばかり勉強していたのだから良くて当たり前です。
そのくらいひどい偏食。いや、偏学?だったのです。
ちなみに数学では平気で20点台や30点台ばかり取っては
先生に呼び出され
常に追試を受けている。そんな学生でした。
主に高校時代ですけど。
中学校ではまだギリギリ数学も勉強していたので(すでに躓いてはいたけれど)
国語と英語で点数を稼いで何とか希望した高校に合格。
なので入学してからが大変でした。
だって周りの友達はどんな教科も満遍なく勉強していたし
私のように全く数学ができない人なんていなかったのです。
大袈裟でなく簡単な計算問題以外は全くわからないという奇跡のような出来なさだったので
友達もちょっと引いてましたもんね。笑
そうそう
英語ほどではないけれど子供の頃から本ばかり読んでいたので
国語は抵抗なく勉強できました。
かくして受験できる科目がどう考えても国語と英語しかなかった私は
当然のように私立文系コースに振り分けられ
高校3年生になると国語、英語、世界史
この3つだけを勉強する毎日でした。
しかし残念ながら世界史に興味を持つことができず
あろうことか世界史からも完全に脱落してしまいます。
点数でいうと英語95点、国語90点、世界史25点
こんな感じになってしまい
結局センター試験(当時)もこれでは受けられないだろうということになり
完全に私立文系、受験科目は国語と英語のみ
ということと相成りました。。
もうここからは私的に親不孝人生の始まりです。
決して裕福ではない家庭で3年後には妹の大学進学も控えているというのに
受けられたのは全て県外の私立大学。
今考えたらよく受験させてもらえたなと思うし
よく一人暮らしさせてもらえたなと本気で思います。
両親には本当に一生頭が上がらない。そんな気持ち。
だからもしタイムマシンがあって中学生の私に会えたら(このパターン笑)
全力で数学を勉強するように説得するし
高校では世界史ではなく日本史を選択するように言います。
(英語大好きなのに外国の人の名前がなかなか覚えられなかった)
好きなものを伸ばすのはもちろん大事だけど
早々にできないと決めつけてシャットアウトしてしまうのは勿体無いなと思うのです。
私がそうだったから。
選択肢は多い方がいい
そういう時期もある。
好きなことはそれから深めていっても遅くはないのです。
しかしながら当時の私は
とにかく楽したいし怠け者だったので
子供の好きな道に進ませたいという親の優しさに甘えて
今こんな感じになってます。
だから中学生、高校生の皆さん
今勉強してること、大人になっても役立たないし無駄と思わずに
今しか勉強できないことだと思って取り組んでみてください。
確かに連立方程式も微分積分も大人になって使う機会はないかもしれないけど
なりたい大人になるための材料の一つにはなるはずなのです。
あー。
やり直せるなら高校受験からやり直したーい。笑
とまあ、私の後悔ばかりの受験生時代の話をしたところ
「結局嫌いなことしてないのにここまで来られたんだから運よくない?」
と言われました。
うーん。。
好きなものにしか興味を示さないトムジュリ😺😺
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私も全く同じですよ!理数系が全くダメだったけど、生物だけ好きで選択、英語と国語と世界史選択するも、世界史点数取れない(笑) 私立の英文科の短大へ行かせてもらいました。大人になってから後悔したのは、医療機関で働き始めててから、先生方の研究分野・学術分野のお手伝いをする事になり、統計学を勉強する事になったのです。
通信教育を先生が手出しして学ばせてくれたというのに、
最初の段階の三角関数→サイン・コサイン・タンジェントが全く分かりませんでした(笑)最低だな、自分…ととても落ち込む日々。
それでも学会の研究でデータが意味している事が
ほんのほんの少し分かるようになりました。
でも自分がしなければならない事については、意味を追求せずに、このデータはここに入力する…といった手順だけ覚えた感じで、結果分かってないまま(笑)
この時程高校の頃ちゃんと勉強しておけば良かったと後悔した事はありませんでした。
今働いている所でも、患者さんが検査している検査のやり方なんかはまさに物理。先生に物理的な仕組みを教えてもらい、ようやく自分が入力している数値の意味が分かるという(笑)生物は割と好きだったので、人間の解剖学は割とすんなり入ってきた感じだったけど、ホントに細かい血管にまで名前が付いていて覚えるのが大変でした。
大人になってからの方がたくさん勉強している気がするのは、高校短大でサボったツケかもしれません(笑)
コメントありがとうございます✨
え。すごい!めちゃくちゃ同じパターンですね✨
わたし、何が辛かったって「国公立大学」を選択できなかったこと。これに尽きるんですよね。
そして、何故か友達がみんないわゆる「理数系」なので
数学の難しさをなかなか共有出来ないという環境だったりして、私の落ちこぼれ感は際立ちまくっていました(笑)
とはいえてつきちさんはすごいですよ
素人考えですが医療機関ってやっぱり文系の勉強オンリーってわけにいかないと思うし
実際お仕事はじめてからもちゃんと勉強しているし✨✨ひとつ言えるのはもう昔に戻れないから今から頑張るということなんですけどね